2017.06.02
カテゴリ:介護保険関係知識
看護師・准看護師
看護師(正看護師)と准看護師の大きな違いは”資格”です。看護師は国家資格で、准看護師は公的資格になります。 看護師の資格を取るためには、高校卒業後、3年制か4年制の看護学校、大学、短大に通い、厚生労働省の国家試験に合格しなければなりません。
一方准看護師の資格は、2年間学校に通い、都道府県の知事試験を受けて、都道府県知事免許を取得する必要があります。准看護師の資格の場合、准看護学校の登校日や時間が決められているため、あらかじめ病院などでアルバイトをしながら資格を取得することが可能です。
また、看護師に比べて早く資格を取ることができるので、早く医療の現場で働きたいという人は、准看護師の資格取得を目指すといいでしょう。
病院にいる患者さんに、「看護師と准看護師の違いを見極めてください」と言っても、患者さんには違いがわからないのが事実です。仕事内容もさほど変わりませんが、准看護師は看護師と違い、自分の判断で看護を行うことができず、医師か看護師の指示が必要になります。
また、准看護師から看護師に指示をすることもできません。ですから、自分の判断で患者さんの看護をしたい人は、看護師を目指すことをおすすめします。
ただ、業務の責任面においては、准看護師は医師か看護師の指示で動くため、直接の責任は指示をした上司が取ることになります。
介護保険タクシー事業会では、看護師の参加がかなりの数になっています。